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お客様とともに 未来を創っていく そんなKELのビジネスを 楽しんでほしい
お客様とともに未来を創っていく そんなKELのビジネスを楽しんでほしい
代表取締役社長
渡辺 亮
KELだからこそできることが 世の中にたくさんある
KELはSIerというカテゴリーの中で、特にITインフラと呼ばれるサーバ・ストレージ・ネットワーク領域に強みを持つ企業です。ITインフラは文字通り基盤を意味し、デジタル化が進む現代社会に欠かすことのできないものです。言い換えれば、ITを活用したあらゆるサービス・ビジネスプロセス・ソリューションに紐づいた多角的なビジネス展開が可能であり、そのポテンシャルは極めて大きなものです。当然、私たちのビジネスの先には、製造業・金融業・サービス業・公共・文教・医療分野・国防領域⋯と多岐にわたるお客様が存在します。そして、ITインフラの設計・構築から、運用・保守、さらにはコンサルティングやIT製品の販売まで総合的に手掛ける私たちだからできることが、現在、そして未来にいくつも存在するのです。
近年、社会はIoTやDXが急速に普及し、KELを取り巻くビジネス環境は強い追い風が吹いていると言えます。あらゆる産業でデジタル活用が成長を左右するといっても過言ではなく、KELが社会に果たすべき使命はますます大きくなっています。そんな活気のある環境が、まさに皆さんが活躍するステージとなるわけです。

信頼でビジネスを育てていく⋯
そんな醍醐味がある
ここで、KELの強みをいくつかご紹介すると、手前味噌な話になってしまいますが、まずお客様との信頼関係が挙げられるでしょう。私たちは、9割を超えるお客様と直接取引をさせていただいており、KELの担当者とお客様との距離感が近いのが、その要因の一つであると考えています。お客様ごとに異なる課題や目指すビジョンを直接共有し、戦略的ITパートナーとして最適なソリューションの提案ができているからこそ、強い信頼を築けていると感じています。
また、多くの社員がひたむきな業務の成果として、お客様に頼られる・相談される関係を構築しています。そこにはビジネスを通じた友情も存在し、お客様とともに次のビジネスを創造していく好循環が生まれていきます。信頼でビジネスを育てていく⋯そんな醍醐味がKELにはあると思います。また、上司はメンバーに裁量を与え、基本的には仕事を各々に任せていきますが、随所でメンバーの顧客の担当者様や上司と接点を持ち、点ではなく面での関係を構築しています。提案力や技術力はビジネスにおいて重要な要件ですが、結局最後は「人」。こうした例を挙げればキリがありませんが、当社が標榜する“お客様第一主義”を年次や役職を超えて各社員が実践していることを、経営者として喜ばしく思っています。
エンタープライズな企業との チャレンジングなビジネス
もう一つの強みを挙げるとすれば、日本をリードするエンタープライズな企業のプロジェクトに数多く関わっていることです。これは前述の信頼関係やマルチベンダー戦略を採用している点など、そこに至る理由はいくつも挙げられますが、ITリテラシーの高い名だたる企業の期待に応え続けてきた、社員の努力の結実に他なりません。営業として、エンジニアとして、お客様の高い要望に応えるかたちで、高品質なソリューションを提供していくビジネスは、厳しい局面もあり、ときにはタフな瞬間やハードな交渉を求められます。簡単な仕事ではありませんし、困難も伴います。しかしながら、その先にしかない成長やキャリアアップがあるのです。
私は主に営業畑を歩んで来ましたが、あるお客様が海外進出を検討していたことがありました。当然、現地でのITインフラを整える必要が出てきます。様々な検討を重ねる中で、最もお客様に寄り添えるアプローチとして、KELも現地法人を設立するという結論に至り、その立ち上げに携わりました。一筋縄ではいかない困難がたくさんありましたが、結果としてこれまでに中国・インド・タイといった海外拠点を設立することができました。お客様とともに歩ませていただくことで、こういったビジネスの広がりが生まれるのです。自分のキャリアにとって大きな財産となったのは言うまでもありません。KELはただのモノ売りではありません。お客様の戦略的パートナーとして、将来にわたって貢献・寄与できるのです。

長期的な視点で国や社会に
資するビジネスを創り出す
そしてKELは、これまでの歴史で積み上げた実績や成果をベースに新たなビジネスを模索するフェーズに突入しています。例えば、日本のIT分野におけるセキュリティは、世界と比較して立ち遅れているのが現状です。ランサムウェアなどによって、業務継続に大きな支障が発生したというニュースも断続的に報じられ、全世界で1000兆円を超える損失が出るという予測もあります。こうした現状に一石を投じるため、KELのビジネスパートナーであるセキュリティーベンダー企業と連携して、セキュリティファンドを設立しました。目的は日本のセキュリティ技術の底上げです。
一方で、将来的にはロボティクス領域⋯いわゆるソーシャルロボットがものづくりの現場、医療の現場、介護の現場などでそのプレゼンスを高めていくことが予想されます。ここでも半導体製造やAIを積むためのインフラ環境が必要になってきます。こうした、未来に向けた取り組みは、親会社でもある兼松と連携しながら、現在進行系で様々な布石を打っているところです。⋯これらはほんの一例となりますが、いかがでしょうか? ワクワクしてきませんか? 繰り返しになりますが、こういった未来のビジネスをリードしていくのは、若い世代の皆さんなのです。ぜひ、そんな未来を楽しんでいただきたいと思います。
KELの価値観を大切にしながら ITで未来を切り拓いていく
最後にKELという会社の社風についてお伝えします。私から見たKELは「つながり」を大切にする社員が多いように思えます。お客様とのつながり、先輩・後輩のつながり、同僚とのつながり、家族とのつながり⋯枚挙に暇はありませんが、相手を思いやる社員が多く、仕事には厳しいが温かい会社だと感じます。営業・SE・コーポレート部門の垣根を超えた交流もあり、お客様や社員同士でゴルフなどを楽しむ機会も多いです。会社としても、運動会やボウリング大会など、リフレッシュと人材交流を促すイベントを開催しており、このあたりに社員のファミリー的な結束が生まれる理由があるのではと思います。
他の社員を助けよう、育成しようといった言動が随所で見て取れ、研修制度や福利厚生などの制度任せにしない血の通った人間同士の交流がある企業だということは間違いないと思います。もちろん制度面は年を追うごとに充実していますが、本質はそこではなく、人のつながりこそが価値や意味を成すことをわかっている⋯そんな社員たちが集まった企業だと感じます。経営者としてこの価値観を大切にしていきたいと強く思います。
改めてKELのビジネスには未来があります。ITには可能性があります。夢もあります。最先端テクノロジーを感じながら、あるいは未来を意識しながら、お客様とのつながりを育み、ともに歩んでいくビジネスは、達成感や成長実感を伴うものです。ITで未来を創る⋯そんな価値あるビジネスの一端を担えるような方々と、ともに働く日が来ることを楽しみにしています。

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